今日も一日、仕事を終えて外に出たら、
少し前まで夏の匂いがしていたのに、夜の空気はすっかり冬に戻ったようだった。
こういう寒さの中で感じる静けさって、嫌いじゃないです。
むしろ、心がすっと落ち着きます。
仕事では緊張の糸を張り続けてしまう。
でも、こういう冷たい夜にふと立ち止まると、自分の輪郭がはっきりするような気がする。
忙しさの中で置き去りにしてきた気持ちや、誰かのことを想う余白。
そういうものを、もう一度拾い上げたくなります。
そんな時、ふと誰かのことを思い出す。
頑張りすぎてしまうあなたとか、周りを優先して自分を後回しにしてしまうあなた。
そういう人に、僕は「ぬくもり」でいたいと思います。
ちゃんと甘えていいんだよって、肩の力を抜いてもらえるような存在でいたいです。
ジムで鍛えた身体も、仕事で鍛えた心も、
誰かを受け止めるためにあるのかもしれないな、なんて思いながら、
今夜もゆっくりお風呂に浸かって、心まで温め直そうと思う。
寒い夜ほど、誰かの優しさが沁みるね。
そんな夜に、僕のことを少しでも思い出してもらえたら嬉しいです。
なぎの写メ日記
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寒い夜に、ふと浮かぶぬくもりなぎ