ふと空を見上げたり、海や山の写真を撮ることが増えました。
もともと忙しい日々の中で、自分をリセットする時間が欲しくて始めたんですが、気づけば風景写真が心のよりどころみたいになっていました。
風景って、人と違って何も語らないし、評価もしない。
だけどそこにはちゃんと「空気」があって、「今この瞬間にしかない色」がある。
そういうものに触れていると、不思議と心がすっと静かになるんです。
会社に勤めて責任のある仕事をしています。プレッシャーもあるし、部下のこと、周りのこと、考えることは山ほどあります。
でも、風景の中ではそんな“肩書き”とか“役割”みたいなものは一切関係ない。
ただ「ひとりの人間として」そこにいられる気がして、それが心地いいんです。
同じように、誰かのそばにいるときも、そういう空気感を大切にしたい。
言葉じゃない部分で、ふっと力が抜けたり、心がほどけたりするような時間。
そんな“景色みたいな存在”になれたらいいなと思ってます。
風景を撮るとき、僕はいつも「この瞬間を、誰かと共有したい」って思ってる。
できれば、それは年上の落ち着いた女性だったらうれしい。
自分より少しだけ先を歩いている人の横で、僕はただ笑って、隣にいられたらいい。
そんなことを思いながら、今日もまた、シャッターを切っています。
よかったら今度、一緒に好きな風景、見に行きませんか。
なぎの写メ日記
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風景写真が好きな理由なぎ