最近、じん眉毛サロンをサボっている。
ちょっと前まではいい関係だった。
整っていて、協調性もあって、顔面の一員としてちゃんと空気を読んでくれてた。
でも、ここ最近、彼らに変化があった。
朝、鏡を見るたびにじんは思う。
「あれ……?また領土、広がってない?」
眉毛たちは密かに自立の道を歩んでいるらしい。
右眉は山岳地帯のように起伏が激しくなり、左眉は自由すぎて、もう外交が必要なレベル。
まばらに分かれた毛たちが、なにかを訴えかけてくる。
——「我々はもう抑えられない。」
さて、今週メンテナンスしてきまーーす
じんの写メ日記
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眉毛、独立国家樹立寸前。じん