こんにちは。Storyじんです。
「じん君、触れられると…なんか不思議な感覚がする」
その言葉がふとこぼれたのは、会話の途中だったのか、それともベッドの上だったのか。 曖昧だけど、妙に心に残ってる。
その日、僕たちは少し遅めの時間に会った。 コーヒーの話をしたり、最近観た映画の話で笑い合ったり。 どこかでお互いに、もう少し近づいてもいいって、そんな空気が流れていた。
やがて、自然とベッドに横になっていて。
僕:「いきなり触れるのって、なんか、もったいないと思うんだよね」
お客様:「…もったいない?」
僕:「うん。焦らす方が、身体も心も、もっと素直になるんだよ」
そう言いながら、僕の指先はあなたの胸へとゆっくり伸びていく。 でも、触れない。ほんの数ミリ手前で止まって、空気だけがふわりと動く。
お客様:「……っ」
僕:「ね、そのゾワってする感じ。触れてないのに、感じてるでしょ?」
お客様:「……なんでだろ、ちょっと悔しいくらい感じてる…」
指先は、乳輪のギリギリを、円を描くようになぞる。 「触れそうで触れない」その境界線だけを攻める。
僕:「乳首って、いきなりじゃなくて…この“周辺”から攻めるのがいちばん気持ちいいんだよ」
お客様:「そんなん…知らなかった…」
2本の指で、左右をふわっとすり抜けるように撫でると、 あなたの肩がわずかに揺れた。
僕:「ごめん、今のでちょっと感じた?」
お客様:「……うん、変な声出そうになった…」
指が、ほんの一瞬、乳首に“かすった”。 電流が走ったようにあなたの身体がビクッと震える。
お客様:「……っ、ちょっと、びっくりした…」
僕:「うん、それでいいんだよ。その反応、ちゃんと見てるから」
恥ずかしそうに視線をそらすあなたに、僕はそっと囁いた。
僕:「安心して、全部ゆっくり、見てるし、感じてる」
その一言に、肩の力がすっと抜けて、 あなたはゆっくりと目を閉じた。
そこからの時間は、お互いに言葉少なだった。 指で包み込むように、時に圧をかけて、 そしてときどき、ほんの少し舐めてみたりして。
そのたびに、あなたの息がかすかに漏れる。 顔がほんのり赤くなっていくのが、愛おしかった。
お客様:「……ね、じん君、ちゃんと見てるよね。なんか、育てられてる感じがする…」
僕:「うん。育ててるよ。もっと気持ちよくなるように、ね」
焦らされて、揺さぶられて、でも優しく扱われて。 あなたの表情がどんどん緩んでいくのがわかる。
僕:「ね、すごい顔してるよ。可愛い」
お客様:「……そんなこと言わないでよ、恥ずかしい…でも、うれしい」
最後には、胸だけじゃなくて、心までふわっと緩んでるのが伝わってきた。
僕:「胸ってさ、ただの性感帯じゃなくて、“その人ごと”大切にする場所だと思ってる」
お客様:「……なんか、それ、すごくわかる気がする」
◆ “触れない”から伝わるもの
快感って、ただ刺激すれば得られるものじゃない。 見て、感じて、心で触れようとするからこそ、 「大切にされてる」って思えるし、深く響く。
またあなたと、こんなふうに心も身体も少しずつ解けていく時間を過ごせたら、 きっとまた、あの不思議な感覚に包まれるんだろうなって思う。
じんの写メ日記
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【実話】触れないのに、なぜか感じる理由…じん