『天使のくれた時間』
テーマは「もしあの時、違う選択をしていたら…」
成功か、愛か。
男のロマンか、家族との時間か。
現実には選べないことが、この映画の中では“もしも”として描かれていて、
すごく心に刺さるんだよね。
僕も20代の頃は、
がむしゃらに結果を求めて、
目の前のことだけでいっぱいいっぱいだった。
でもこの映画を観て、
人は“失ったように見えるもの”の中に、
本当の幸せがあったりするかも?と思ったりする。
主人公のニコラス・ケイジが見た“もうひとつの人生”は、
完璧じゃないけど温かくて、くだらないことで笑い合えて愛されて、愛せる日常だった。
僕もたまに思う。
もっと違う人生もあったかもしれないし、
もし戻れたらと思う瞬間もある。
でも今、こうして誰かと関われる毎日が、
案外、奇跡なんだと感じられるようになった。
この映画のおかげかもしれない。
何かを選んだということは、
何かを守りたいということ。
それに気づけるとてもいい映画だと思う。
けんごの写メ日記
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【好きな映画】けんご