けんごの写メ日記

「一緒に寝るだけだよ？」
って言葉ほど、信用ならんものない。笑

ソファで映画観ながらウトウトして、
「ベッド行こうか」って声をかけたとき、
ちょっと恥ずかしそうにうなずいて、
俺の手をギュッと握るあなた。

その手の温度にドキッとして、
ベッドに横になったとたん、
体の距離が一気に近くなる。

寝息混じりに俺の腕の中で丸くなって、
時々、ぴくって肩が動いて、
そのたびに頬が俺の胸にあたって。

可愛すぎて、眠れなくなる。

髪を撫でてるうちに、
指先がうなじにふれて、
あなたの呼吸が変わっていくのを感じる。

「…どうしよ、眠れない」って耳元でささやいて、
キスを落とす。
ゆっくり、優しく、
あなたの気持ちがとろけるまで、
丁寧に抱きしめる。

“寝るだけ”って言葉の意味が変わっていく夜。
本音も欲望も、
ぜんぶさらけ出せる人と過ごす夜は、
ただの妄想じゃなくて、
「また一緒に朝を迎えたい」って思えるほど
深くなるんだと思う。