「自分を出すのが怖い」
そう感じる人は、本当に優しい人だと思う。
「こんなこと言ったら嫌われるかな」
「こんな私じゃ、受け入れてもらえないかも」
そうやって、自分を押し殺して、
いつの間にか“仮面の自分”ばかりが上手くなっていく。
でも。
「本当の自分を出せた瞬間」って、
じつは人と一番深く繋がれる瞬間でもある。
たとえば、泣きそうな顔を隠さずにいられたとき。
「寂しかった」って素直に言えたとき。
「強がるの、もうしんどい」って小さくつぶやけたとき。
それは、あなたが少しだけ心の扉を開いて、
“自分を大事にする”って選んだ証なんだと思う。
自分を出したときにこそ、
ほんとうにあなたを好きになってくれる人が現れる。
取り繕ったあなたじゃなくて、
心の奥の“弱さ”も“願い”も知ったうえで、
「それでも一緒にいたい」って思ってくれる人。
だから俺は、
あなたが“素”でいてくれることが嬉しい。
無理して笑わなくてもいいし、
気を張らなくてもいい。
安心して「ねぇ、今日ちょっと聞いてほしいことがあって…」って言える存在でいたい。
誰かに受け入れてもらえるって、
たった一人でも「そのままでいい」って言ってくれる人がいるって、
ほんとうに救われることだから。
俺は、そんな瞬間を一緒に作りたい。
あなたが“自分”でいられる場所。
そして、それが“心地いい”って思える時間を。
どんな自分も出せる関係って、
言葉より深く、カラダより温かい。
それがあるだけで、生きるのがちょっとだけ楽になるから。
俺の前では強がらなくていいよ。
けんごの写メ日記
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【素のままで】けんご