けんごの写メ日記

「Sって、“強引にする人”だと思ってる？」

Sって、よく“命令する人”“主導権を握る人”ってイメージで語られるけど、
俺は、そういう強引なSには、あまり魅力を感じない。

俺が惹かれるのは、
相手が自分でも気づいてなかった欲を引き出した瞬間。
戸惑いながらも抗えずに頷いてしまう、あの“心が揺れる間”に、ゾクッとする。

「なんでそんな顔してるの？」
「ほんとは、そうしてほしかったんじゃないの？」

そう問いかけたときに浮かぶ、
一瞬の沈黙と、頬を赤らめる表情。
そこに、俺は全ての美しさを感じる。

Sは、命令するよりも“観察する”側に立つべきだと思ってる。
相手の呼吸や視線、無意識な仕草に耳を傾けて、
その中に隠れている“まだ言葉にならない欲”を見つける。

その欲を、安心感の中で静かに開いていくのが、俺のスタイル。

無理に何かをさせるんじゃなくて、
自分でも気づかなかった快感に導いていく。

甘やかすのも、焦らすのも、手放させるのも、全部“相手のため”。

その時間が終わった後に、あなたが
「自分って、こんな一面があったんだ…」って気づけるような
Sでありたい。