部屋は薄暗くて、
小さな音しか聞こえない。
ベッドに押し倒して、耳元に唇を寄せる。
「隠してるつもりでも、バレバレだよ?」
「触れられたくないフリして、実は期待してただろ」
ゆっくり肌をなぞると、びくんと跳ねる身体。
それが、たまらなく愛おしい。
焦らして、焦らして、
限界まで追い込んでからの——
一気に、深く。
言葉じゃなく、
反応で感じてるのがわかる。
その全部が、俺のものになっていく快感。
心を見透かされて、
逃げ場のない快楽に溺れる時間。
気づいたら、
名前もまともに呼べないほど、声が震えてる。
「もうやめて…」って言葉に、
もっと貪欲に愛を重ねたくなる。
だって俺は、
あなたの一番深いところを、
誰よりも知ってる男でいたいから。
けんごの写メ日記
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官能小説7けんご