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けんごの写メ日記

けんご

けんご  (39)

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  • 官能小説6
    けんご
    官能小説6

    ベッドに縛られたまま、
    目隠しで周りの気配も見えない状態。
    音も感覚も、いつも以上に鋭くなる中で、
    俺の指先が、あなたの肌をなぞる。

    触れたか触れてないかくらいの刺激で、
    焦らすように、じっくり、何度も何度も往復する。

    吐息が漏れそうになるたびに、
    耳元で「シーッ、まだダメ」ってささやくと、
    あなたの体がピクリと震える。

    我慢させるほどに、感度はどんどん増していって、
    小さな快感が、やがて波のように広がっていく。

    そして、ギリギリのタイミングで囁く。

    「もう…我慢しなくていいよ。声、出して。」

    その瞬間、あなたの奥からこぼれる声が、
    甘くて、切なくて、抑えてた感情を全部解き放つように響く。

    俺がしたいのは、ただ乱暴に責めることじゃない。
    あなたの中にある“快感のスイッチ”を、
    ゆっくり丁寧に押して、
    心ごと溶かすこと。

    自分でも知らなかった性感を開いていくたびに、
    どんどん素直になっていくあなたが、
    たまらなく愛しい。

    「我慢しないでいいよ」って言われたとき、
    全部委ねたくなるような関係になりたい。

    それが俺の理想の“快感のつくりかた”。