ベッドに縛られたまま、
目隠しで周りの気配も見えない状態。
音も感覚も、いつも以上に鋭くなる中で、
俺の指先が、あなたの肌をなぞる。
触れたか触れてないかくらいの刺激で、
焦らすように、じっくり、何度も何度も往復する。
吐息が漏れそうになるたびに、
耳元で「シーッ、まだダメ」ってささやくと、
あなたの体がピクリと震える。
我慢させるほどに、感度はどんどん増していって、
小さな快感が、やがて波のように広がっていく。
そして、ギリギリのタイミングで囁く。
「もう…我慢しなくていいよ。声、出して。」
その瞬間、あなたの奥からこぼれる声が、
甘くて、切なくて、抑えてた感情を全部解き放つように響く。
俺がしたいのは、ただ乱暴に責めることじゃない。
あなたの中にある“快感のスイッチ”を、
ゆっくり丁寧に押して、
心ごと溶かすこと。
自分でも知らなかった性感を開いていくたびに、
どんどん素直になっていくあなたが、
たまらなく愛しい。
「我慢しないでいいよ」って言われたとき、
全部委ねたくなるような関係になりたい。
それが俺の理想の“快感のつくりかた”。
けんごの写メ日記
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官能小説6けんご