「もうちょっとだけ…このままでいて」
そんな声が、汗ばんだ首筋から漏れる。
快感の余韻に浸ってるときの、
あなたのその無防備な顔がすごく好き。
ギリギリまで攻められたあとって、
強がってた自分が溶けて、
素直なままの「あなた自身」があらわれる。
じらしたのも、ゆっくり奥を探ったのも、
全部“あなたを知りたかったから”。
どこでゾクッとするのか。
どこを触れたら、ため息が漏れるのか。
性感って“気持ちいい”だけじゃなくて、
“素を出せる”ための時間でもあると思ってる。
だから俺は、ただ満たすだけじゃ終わらせない。
「まだ欲しい」って思わせる余白を残す。
その余白の中で、もっと深くあなたを包み込んでいきたい。
夜って、素直になるのにちょうどいい時間。
もう我慢しなくていいよ。
今夜も、ちゃんと全部、受け止めるから。
けんごの写メ日記
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官能小説2けんご