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けんごの写メ日記

けんご

けんご  (39)

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  • 官能小説2
    けんご
    官能小説2

    「もうちょっとだけ…このままでいて」

    そんな声が、汗ばんだ首筋から漏れる。

    快感の余韻に浸ってるときの、
    あなたのその無防備な顔がすごく好き。

    ギリギリまで攻められたあとって、
    強がってた自分が溶けて、
    素直なままの「あなた自身」があらわれる。

    じらしたのも、ゆっくり奥を探ったのも、
    全部“あなたを知りたかったから”。

    どこでゾクッとするのか。
    どこを触れたら、ため息が漏れるのか。

    性感って“気持ちいい”だけじゃなくて、
    “素を出せる”ための時間でもあると思ってる。

    だから俺は、ただ満たすだけじゃ終わらせない。
    「まだ欲しい」って思わせる余白を残す。
    その余白の中で、もっと深くあなたを包み込んでいきたい。

    夜って、素直になるのにちょうどいい時間。
    もう我慢しなくていいよ。

    今夜も、ちゃんと全部、受け止めるから。