声、我慢してたでしょ。
俺の指が動いた瞬間、
ちょっと息が詰まったの、分かってる。
「感じるの、早すぎて恥ずかしい」
そう思ったかもしれないけど、
身体が素直に反応するってことは、
心が安心してる証拠だよ。
焦らさないと、本当の快感に辿り着けないことがある。
それは、じらして遊んでるんじゃなくて、
ちゃんと“あなた自身”と向き合いたいから。
どこまで触れたら震えるのか。
どの深さで吸い込まれるのか。
どんな呼吸を交わしたとき、全部ゆるむのか。
それを確かめるたびに、
「まだこんなに奥があったんだ」って嬉しくなる。
性感はゴールじゃない。
むしろ、心の“入り口”。
あなたが“素直なあなた”に還っていけるように、
ちゃんと見てるし、感じてる。
夜は、嘘がつけない。
だからこそ本当のこと、いっぱい身体で伝えて。
けんごの写メ日記
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官能小説けんご