いきなり見ず知らずの誰かから、自分を非難する・攻撃する言葉が投げつけられたら、貴方はどう感じるだろう?
僕が感じたのは怒りだった。
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とある匿名掲示板。
勝手に誰かによって僕のページが作られ、そこに色々と書き込みがされていた。
堕楽への移籍を発表した直後から、攻撃的な投稿が増えた
「病気になったと言っているのはウソ。詐病」
「あいつに性病を移された」
…
僕は移籍の2ヶ月前から、双極性障害と診断されていた。現在も投薬治療をしつつ、診断書を毎月発行してもらっている。なので詐病ではない。
性病についても、Twitterからのご予約が99%なので、もし性病に罹患した際は移した可能性のあるお客様に連絡と検査をお勧めしている。
その後の検査で引っかかったよ、と聞いたことはなかった。
そう、嘘や虚偽の情報による非難だった。
その他、色んな書き込みがなされて、双極性障害と向き合っていたメンタルがさらに追い込まれた。
頭の中で、僕を非難する書き込みが四六時中グルグルと回っていた。寝るときでさえも。
他のセラピストに比べれば攻撃的な投稿は少ないが、でもやっぱり棘が心臓に刺さったような不快感と常に向き合うことになった。
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2024年6月。
弁護士に相談に行った。
開示請求できる投稿を洗い出し、開示請求を行なった。
2024年10月。
書き込みのIPアドレスから、契約プロバイダ(ドコモやNURO光などの回線業者)が割り出される。
2024年12月。
遂にプロバイダの契約者名が割り出される。
相手の住所や名前がわかる。
もし勤務先の回線から書き込んでいれば勤務先までわかる。
粛々と法的手続きによる請求を進めた。
まだ係争中のものもあり、戦いは続いている。
でも半年くらいで一旦決着を見ることができた。
決着したものについては全面的にこちらの主張に沿った着地となっている。
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いきなり道端で暴漢に襲われたら、誰もが恐怖するだろう。
ネット上の誹謗中傷も同じことだと僕は思う。
なぜ?どうしてこんなことを言われなきゃいけないんだ?一体誰が?何が目的なんだ?
言われた側はずっとこんな感情を抱くことになる。
少なくとも真琴はそうだった。
かなりのお金と時間、手間がかかることになったが、心底開示請求してよかったと思っている。
webに真の安全圏などない。
匿名で、身元を明かさずに安全圏から石を投げるのは楽しいかもしれない。
でも、ちゃんと追いかければ誰かは割れる。
そしてしっかりと報いを受ける羽目になる。
今、誰かを匿名で攻撃しているアナタ。
アナタが呑気に生きていられるのは、攻撃されている人物がたまたま寛容だからにすぎない。
いきなり家に弁護士からの書類が届かないように祈っておくといい。
届いたら終わりですよ。
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そして、ネットだけでの誹謗中傷に苦しんでいる皆様へ。
確かにお金も時間もかかります。
辛く苦しいことも色々あると思います。
でも、戦えばこうやって誹謗中傷の抑止力を作ることができます。
「コイツはやられたらやり返すやつなんだ」と。
安全圏から石を投げたら、自分に跳ね返ってくる。
その実感が抑止力となって誹謗中傷を減らしていくことはできると思います。
特に女風業界、事実無根の誹謗中傷が行われていることが多いと感じる。
もし、そういうものに苦しんでいる人がいるとするなら、即行動することをオススメします。
(ログの保存期間などあり、開示を決断しても間に合わないパターンが結構あります)
この記事が、誰かの行動の後押しとなれば、これほど嬉しいことはありません。
業界全体で、匿名の誹謗中傷を許さない空気感を作っていきたいものですね…
ちなみに、この記事は弁護士の方にOKを頂いて書いてあります。
新年一発目の写メ日記がこんな内容ですみません。
今年も自分らしく頑張っていきますのでよろしくお願いします
真琴の写メ日記
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女風匿名掲示板への開示請求真琴