【覚えておきたい緊縛のリスク】- 真琴(堕楽)- 性感マッサージ

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真琴の写メ日記

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    真琴
    覚えておきたい緊縛のリスク

    だめだ!溶ける!


    今日はどろどろ、堕楽の真琴です。


    暑すぎる、無理無理…


     


    本日は、昨日紹介した緊縛の光の逆


    緊縛に関する陰、怪我などのリスクについてご紹介します。


     


    緊縛を受けたことがない人も、


    緊縛を受け慣れている人も、一読していただければ幸いです。


     


    これは真琴がこれまで緊縛を習ってきて見聞きしたことをまとめた情報です。


    間違った情報などもあるかもしれません。その場合はXなどでご指摘ください。


    情報を共有して、なるだけ受け手さんでも自衛できるようになればいいなと思ってます。


     


    *リスク1:神経損傷


    【解説】


    一番多く、生活への影響がでかいのがこれ。


    緊縛プレイを行った際、縄によって腕などの神経が損傷する可能性があります。


    それによって腕の痺れ、ひどい時は腕が動かなくなる場合があります。


    よくある病名としては「橈骨(とうこつ)神経麻痺」というものです。


    手首がおばけの手のように下垂したまま、力が入らなくなります。


    そのほか、正中神経麻痺、尺骨神経麻痺、手根管症候群など、複雑に入り組んだ腕の別神経を損傷したことにより別の症状が出ることも。


     


    【対策】


    これは神経が露出していない場所に縄をかけることで縛り手は対策しています。


    しかし、人によって筋肉のつき方・神経の耐久力は大きく異なるので、完全な対策は不可能です。


    受け手さんが痺れ・うまく力が入らないなどの違和感を覚えた瞬間にそれを伝え、プレイを中断するのが大前提となります。


     


    【治療】


    基本的にはすぐに温める、神経を修復するために使用されるビタミンB12錠剤(メチコバールなど)を服用する、整体や鍼灸などでの機能回復が治療のスタンダードになります。麻痺が残った場合はリハビリをする必要もあります。


    病院に行く場合は整形外科、原因がうまく伝えられない場合は「腕を下敷きにして寝てしまった」など伝えていただくのが違和感ないかと思います。


    しかし、神経損傷の予後は人によって大きく異なり、正確な回復期間が見込めません。最悪、長期間の影響が出ることも覚悟してください。


     


    *リスク2:擦り傷


    【解説】


    縄が肌に擦れ、無理に引っ張ったりすると擦り傷が残ります。


    縄がずれることによっても発生します。シンプルに痛いです。


     


    【対策】


    綿ロープを使っている場合、摩擦係数がめちゃくちゃ高いのでよく発生します。


    「綿ロープは肌に擦らせない」という意識を徹底する必要があります。


    麻縄の場合ももちろん発生するので、正しい張力で、縄がずれないようにかける、


    無理に肌に擦らせないなどの縛り手の意識が必要になります。


    また、ガウンや服の上から縛ることで擦り傷自体は防ぐことはできます。


    (縄が布で滑るデメリットもあるので一長一短ではあります)


     


    【治療】


    転んで擦りむいた怪我と同様です。ですが、吊りなどを伴うプレイの場合、広範囲で長時間擦りむき続ける可能性があり、


    回復の際に色素沈着が起こり、痕が残ってしまうことも。色素沈着しないようにハイドロキノンクリームを塗る、ビタミンC服用なども傷跡の回復と合わせて行ってください。


     


    *リスク3:点状出血


    【解説】


    緊縛による血管のダメージが原因で、腕や目などの毛細血管が切れ、内出血を起こすことがあります。


    (ぜんぜん縄がかかってなかったところに出血が出る)


    これは点状出血(てんじょうしゅっけつ)という症状です。


    思わぬところに出血が出るので、痕を隠すのに苦労することも…


     


    【治療】


    基本は自然治癒を待つしかありません。体を温める、ビタミンをしっかり摂るなどして自己回復機能を高めましょう。


     


    *リスク4:鬱血による低酸素症、および壊死


    【解説】


    緊縛は血流を阻害するため、血液が部位に行き渡らず、低酸素症を引き起こすことがあります。


    血液が1時間以上行き渡らない場合、痺れや最悪の場合壊死を起こす可能性はあります。


     


    【対策】


    長時間(30分〜)を超える吊りおよび拘束状態は避けるようにするのが無難です。


     


    *リスク5:急性アルコール中毒


    【解説】


    「酒を飲んだ状態で縛られるな」の理由がコレ。


    飲酒状態で縛られ、縄を解かれると一気にアルコールが体内を回るため、気分が悪くなったり嘔吐したりする可能性があります。


     


    【対策】


    飲んだら縛るな。縛られるな。


     


     


    …と、ざっと紹介しただけでもこれだけのリスクが存在しています。


    (コレ以外にも吊りを伴うプレイなら落下リスクなどもあるでしょう。抜け漏れはいっぱいあります)


     


    安易に緊縛に手を出すセラピストが昨今増えていますが、こういうリスクについて把握した上で、


    きちんと治療や心のサポートができているのか、甚だ不安です。


     


    相手に縄をかける、という行為は相手の命に手をかける行為と同義です。


    取り組むならそれだけの覚悟をもったうえでやる。


    そういう危険なプレイであることを自分も含め、セラピスト・受け手も理解しておくべきではないでしょうか。


     


    なかなか暗い話になってしまいましたが今日はこんなところで。


    危険なことだからこそ、提供される快楽や刺激も大きくなる


    緊縛とはそんなプレイなのです。


     


    *緊縛の魅力について解説した記事はこちら


    https://kaikan.co/tokyo/770/20345/diary/314880/


     


     


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