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MUSASHIの写メ日記

  • 【喧嘩できた相手だったのに、伝わらなかった。】
    MUSASHI
    【喧嘩できた相手だったのに、伝わらなかった。】

    昔付き合ってた人と、よく喧嘩してた。
    大きいのも小さいのも含めて、ほんとによくぶつかった。

    でも、
    自分にとって“喧嘩できる関係”って、実はもうその時点で特別だった。

    だって、おれは基本的に、感情を表に出すのが得意じゃない。
    合わないなと思ったら、あっという間に距離を取ってしまう。
    誤解だと言われても、その“すれ違った瞬間”で心のドアは閉まってしまうタイプだから。

    だからこそ、喧嘩になるってことは、
    その人にだけは、自分の“怒り”や“傷つき”をぶつけてもいいと思えていた証拠だった。

    でも、それがまったく伝わらなかった。



    相手にとっては、おれの言葉はただの棘だったのかもしれない。
    不機嫌とか、攻撃的とか、そう受け取られていたんだろう。

    本当は、もっとちゃんと話したかった。
    わかり合いたかった。
    でも、うまく言葉にならなかった。

    「なんでそんな言い方するの?」
    「どうしてそんなに怒るの?」

    そう言われるたびに、
    **“ああ、この人には届かないのかも”**って、胸の奥がズンと重くなる感覚があった。

    おれにとっては、感情的になること自体が特別なことだったのに。
    その“感情を見せられた相手”だったのに。



    多分、おれの中にある回避型の気質って、
    誰かと深くなる手前で、そっと引いてしまう癖でもある。

    でもあの時だけは、引かずにちゃんと向き合ってた。
    ぶつかってた。
    喧嘩してた。

    だから余計に、その想いが伝わらなかったことが、今でも少しだけ苦しい。



    あれから時間が経って、
    おれも少しずつ“伝え方”がうまくなったと思う。

    喧嘩にならなくても、
    ちゃんと「こう思ってる」って言葉で伝えられるようになってきたし、
    感情を出すことが、“相手への信頼の証”なんだってことも、
    ちゃんと伝える努力をするようになった。

    でも、あの頃はまだ、
    「ぶつかることが愛情の証」だと、
    自然にしか表現できなかったんだ。



    いま、あの人がどこでどうしてるかは知らない。
    でも、願わくば──
    いつかどこかで、
    **「あの喧嘩は、本気で向き合ってたからだったんだな」**って、
    ふと思い出してもらえると嬉しい。

    届かなかったけど、
    本気だった。
    ただ、それだけのこと。




    MUSASHI

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