最近、ふと自分に驚くことがある。
「え、まだ進化するんだ…?」って。
もうすぐ50歳。
筋トレ歴も、ボディメイクも、そこそこやってきた。
身体の使い方だって、それなりにわかっているつもりだった。
でもここにきて、また“新しい感覚”に出会ってる。
きっかけは、なんてことのないことだった。
──足指を動かす。それだけ。
去年くらいからかな。
家にいるときや信号待ちのとき、ひたすら足の指を開いたり閉じたり。
地味だけど、それを毎日続けているうちに、
カーフ(ふくらはぎ)の効きが明らかに変わってきた。
踏ん張る力、地面を押す感覚。
そしてそれに連動して、背中や肩の動きまでスムーズになってきた。
「身体って、こんなふうにつながってるんだな」と驚いた。
でも、それだけじゃない。
最近は、身体の“奥”の感覚にまで意識が届くようになってきた。
昔はまったく感じられなかった、体幹のさらに奥、
深層筋のほんのわずかな収縮を感じ取れるようになってきている。
きっと、身体の使い方が上手くなったというだけじゃない。
感覚そのものが、研ぎ澄まされてきた気がする。
そしてその背景には、“話すこと”があると思ってる。
最近、こうやって人と会話をすることで、
心がほどけていくのを感じてる。
気づけば、無意識に抱えていたモヤやストレスが抜けていて、
それと連動するように、身体のこわばりも取れていった。
感情と身体はつながってる──
よく言われる言葉だけど、それを今、実体験として味わってる。
誰かに話すことで、気持ちが整理されていく。
心が軽くなると、呼吸が深くなる。
呼吸が深くなると、筋肉にも酸素が届くようになる。
そうすると、今まで感じられなかった“自分の声”が、身体から聞こえてくるようになる。
歳を重ねるって、感覚が鈍っていくことだと思ってた。
でも本当は逆なのかもしれない。
経験と知識があるからこそ、
小さな変化にも気づける。
ほんの少しの手応えに、ちゃんと意味を見いだせる。
若い頃みたいにがむしゃらじゃない分、
身体との対話がより繊細に、丁寧になっている気がする。
足指を動かすなんて、昔の自分なら笑ってたかもしれない。
でも、いま本気で感じてる。
“小さな場所を動かすこと”が、全体のバランスを整えていく。
それは身体だけじゃなく、生き方にも言える気がしてる。
ちょっとした言葉。
小さな気づき。
見落としてきた場所に目を向けること。
それが、こんなにも大きな変化を呼ぶなんて──
正直、今でもちょっと驚いてる。
でも、同時に嬉しい。
「まだ進化してる」って実感できるこの感覚が、何よりの希望だ。
たぶんこの先も、僕は小さな変化を積み重ねていく。
見えない場所で、誰にも気づかれないようなことを、
静かに、でも確実に。
歳を重ねながら、感覚はもっと研ぎ澄まされていく。
そんな未来を想像できる自分でいられることが、今はただ嬉しい。
MUSASHI
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【50歳を前に、まだ進化している自分に驚いてる】MUSASHI