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MUSASHIの写メ日記

  • 【依存させないという優しさ】
    MUSASHI
    【依存させないという優しさ】

    最近ある人と話していて、ふと気づいたことがありました。

    「ムサシくんって、人生で一貫して“人の自立を応援してる人”なんだね」

    そう言われて、最初は少し驚いたけど──でも、たしかに思い返してみれば、自分のしてきたことは全部そこに繋がっていたような気がしています。

     

    たとえば、以前フィットネスクラブで働いていた頃。
    そのとき来てくれていたお客さんの中には、最初は運動初心者で、「健康のために少し身体を動かしたい」とか「ダイエットしたい」と話していた方もいました。

    でも、何かの拍子に「この人は、もしかしたらもっと上を目指せる人かもしれない」と思う瞬間があって。
    そういう人に限って、自分では自分の可能性に気づいてなかったりします。

    そんなとき、自分の中から自然と出てくる言葉があるんです。
    「やってみてもいいんじゃない?」って。

    そう言って背中を押した人たちの中には、今では日本を代表するようなフィットネス選手になった方もいれば、自分でジムを構えて人を教えるようになった方もいます。

    きっと、あの人たちはもう自分のことなんて忘れているかもしれません。
    でも、それでいいんです。

     

    その後、リラクゼーション業界で働くようになってからも同じでした。
    自分の施術のスタイルは、ちょっと特殊だったと思います。

    お店としては「定期的に来てもらう」方が利益になるけれど、自分はどうしてもそれに馴染めなくて。
    「通い続けなくても、身体が楽になっていく方法」を伝えたり、「このストレッチを家でやるともっと楽になりますよ」とセルフケアを勧めたり。

    結果的に、お客さんが来る間隔がどんどん空いていって、やがて来なくなる人も多かったです。
    でも、それでも良かった。

    自分の中では、“来なくてもいいようにすること”が、むしろ成功だと思っていました。

     

    そして今、女風という世界にいます。

    もちろん、また会いに来てもらえるのはとても嬉しいです。
    だけど、どこかで「依存させたくない」「この人が自分の力で心と身体を整えられるようになってほしい」と思っている自分がいる。

    自分の施術や関わりを通じて、「あ、もう大丈夫かも」って感じてもらえたなら、それはすごく誇らしいことです。
    誰かの“通過点”であってもいいし、“卒業”のきっかけになれたら本望です。

     

    この仕事をしていると、時に「また会いたい」と思ってもらうための技術や演出が求められたりします。
    でも、自分はどこかで、「また会いに来てくれなくても、それはそれで意味がある」と思ってる。

    誰かの中にある“可能性”を見つけて、それを引き出して、
    「あなたなら大丈夫」って信じること。

    それが、自分のやってきたことの本質だったんだな、と今になって気づきました。

     

    依存させないというのは、ある意味で冷たく感じる人もいるかもしれません。
    でも、私にとってそれは、ひとつの優しさの形です。

    目の前の人を“離れられない存在”にするよりも、
    “自分の足で立てるようにする”方が、ずっと難しいけれど、ずっと深い。

    そしてそれは、私自身がそうしてきた人生だからこそ、できる関わり方なのだと思います。

     

    今日もまた、誰かの背中にそっと手を添えながら。
    「あなたには、きっともっと遠くへ行ける力がある」と信じて、ここにいます。






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