今でこそ、冷めた目で業界を見てしまう自分もいる。
けど、ふと思い出したんです。
まだ何も知らなかった頃の自分を。
──ノンケのくせに、ゲイの世界に飛び込んでみようって思った、あの頃の俺。
正直、不安だらけだった。
どんな人が来るのか、どんなふうに見られるのか、どこまでやるのか──
右も左もわからない中で、それでも怖いもの見たさというか、ちょっとした冒険みたいな気持ちで、俺は世界を広げたかったんだ。
最初の待機部屋の空気、緊張しすぎて手汗びっしょりだったあの日。
目の前に現れたお客さんがすごく優しくて、少しずつ話せるようになって、
終わる頃には「また来てね」って笑ってくれたのが嬉しくて──
たぶん、あの瞬間に俺は「受け入れてもらえた」って感じたんだと思う。
それって、今、女風の世界に初めて来てくれる女性たちの気持ちと、少し似てるのかもしれない。
最初は疑い半分、不安半分で来たって言ってた人が、
「実は、数ヶ月悩んでたんです」って後から打ち明けてくれたりする。
それでも来てくれた、その一歩に、俺は毎回頭が下がる。
最近はどこか、慣れすぎて見失ってた。
“来てくれる”ってことの重みを。
“選んでもらえる”ことのありがたさを。
あの頃の俺と、今ここに来てくれたあなた。
違うようで、実は同じだったのかもしれない。
──だから、今日も初心を思い出して、
あなたのその一歩に、ちゃんと応えたい。
MUSASHI
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【あの頃の俺と、今ここに来てくれたあなたと】MUSASHI