10代の頃はバンドにハマってた。
20代になってからは筋トレ。
人と話すのはあんまり得意じゃなかったけど、
筋肉には刺激を与えた分だけ反応が返ってくるから、
そのわかりやすさが嬉しくて夢中になってた。
フィットネスクラブで働いてた頃、
どうしてもソリが合わない先輩がいて、
話すたびにちょっと萎縮してた気がする。
今思えば、俺自身がまだ半端だったし、
その先輩もたぶん不器用な人だったんだと思う。
そのあとスタジオレッスンにハマって、
スタジオの中では水を得た魚みたいに動けた。
汗びっしょりで、声も張って、身体も限界まで使って。
でも気持ちは、むしろすごく楽だった。
ずっと感覚で動いてきた。
それが自分にとっての自然な形だったんだと思う。
その後リラクゼーションの仕事に転向して、
「親指の感覚で筋肉と会話する」ような感覚を覚えた。
お客さんと話すこともあるけど、
黙ってても身体の方から教えてくれることがたくさんあったから、
“話せない”ことをそんなに気にしなかった。
そして、性的な領域の仕事に進むようになって、
ようやく少しずつ“会話することの意味”にも気づきはじめた。
心の内を言葉にすること、
相手の言葉を受け止めること、
それがどれだけ繊細で、尊いことかも、少しずつ学んできた。
でも今でも、
やっぱり俺は「触れること」の方が、
たくさんの情報を受け取れる気がしてる。
言葉よりも肌の反応、
呼吸の速さ、筋肉の緊張、
そういうもののほうがずっと正直だったりする。
もちろん、女性にとって“話すこと”はとても大事なことだと思ってるし、
俺ももっと上手くなりたいとは思ってる。
でも、いまの俺はまだ発展途上です。
器用に言葉を操るタイプではないけれど、
触れることから感じ取れる何かなら、
わりと拾えるほうかもしれない。
もしあなたが、
話すのがちょっと苦手でも、
触れることで何かを感じてみたいと思っているなら──
俺はそういう人にこそ、そっと近づいてもらえたら嬉しいなって思っています。
MUSASHI
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【触れることでわかること】MUSASHI