——ムサシより、どこかで泣きたい夜を過ごしてるあなたへ
ねぇ、もしかして今、
なんかもうどうでもよくなってる夜、過ごしてる?
ちゃんとやってるのに、
頑張ってるのに、
なんでこんなにうまくいかないんだろうって
ため息が増えて、
声を出すのもしんどくなって——
そんな夜、あるよね。
僕にも、あるよ。
人と比べて自分だけが取り残されてるような気がして、
でもそれを口に出すのも格好悪く思えて、
誰にも言えずに、
ただじっと、時間が過ぎるのを待ってる夜。
「誰かに選ばれたかっただけなのに」
「ほんの少しでも、必要とされたかっただけなのに」
言えなかった想いって、
心の奥にずっと残ってて、
知らないうちに自分を責める材料になっちゃったりするんだよね。
でも、そういう想いを持てるって、
ほんとはすごいことなんだと思う。
それだけ誰かを信じようとしたってことだし、
それだけ何かに本気で向き合ってきたってことだから。
今日はね、
何もできなかった自分に「それでも生きてたね」って
声をかけてあげてほしいな。
うまくいかない日も、
意味があるかなんてわからない日も、
それでも呼吸して、
寝る前に布団にくるまって、
明日を迎える準備をしてる。
それだけで、ほんとに、すごいことだと思うんだ。
大丈夫だよ。
今はわからなくても、
ちゃんとあなたが差し出してきた優しさは、
見えないところで誰かの灯りになってる。
それがいつ返ってくるかなんて誰にもわからないけど、
でも、どこにも消えたりしないから。
今は何も返ってこなくてもいい。
ちゃんと、あなたがいたってこと、
僕は知ってるから。
だから今夜は、
泣いてもいいし、
眠れなくてもいい。
それでも、どうか——
自分を、嫌いにならないでね。
そばにいるよ。
ずっと、ここにいる。
——ムサシより。
MUSASHIの写メ日記
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【どうしようもなく、生きていた】MUSASHI