凄い単純で簡単な事ですがワタシ自身が自分という乗り物の『操縦不能』になっていた時にたまたま出会った本に教えてもらって凄く助かった【説明スタイル】について少しだけ書いてみうと思います。
生きていれば必ず予期せぬ事が起きますね。
目的に向かって突き進んでいてもその事であっけなくくじかれる事ってあります。
そんな時人は自分に対してどのような説明をするかで次の一手が180度変わってしまうほど重要なことです。
予期せぬ事が起きて心がくじかれた時
しばらく立ち上がれない人の【説明スタイル】
そのトラブルは『いつも』起きる
そしてそのトラブルは『この事に限らず他のことでも』起きる
それは『自分の〇〇が原因だ』
この3点です。
一方同じ様な事が起きてもすぐに立ち上がれる人の【説明スタイル】
そのトラブルは『今回に限って』起きた
そしてそのトラブルは『この事に限って』起きた他ではそんなことはない
それに『外的要因が原因だ』
と考える事ができます。
前者を悲観的に考えるペシミスト
後者を楽観的に考えるオプティミスト
と呼んだりするようです。
【仕事で失敗してしまった時】
後者のオプティミストのように考えると…
今回は『たまたま』計算をミスしてしまった
そして『他の仕事に関しては』確認もしっかりできているし問題はない
それに最近忙しくてちょっと『疲れている』だけかも
→じゃあ今日はちょっと美味しい物でも食べて帰ってしっかり休んで明日も頑張ろう!
しかしこれを前者のペシミストのように考えると…
今回のミスは『過去にも何度か』同じような事をしてしまった
それに上司がいっていたように『この事に限らず』最近いろんな面でたるんでる
だから『自分は』何をやっても周りより劣っている
→もうこの仕事も向いてないんだろうからやめちゃおうかなぁ?
となるようです。
例えが大袈裟過ぎて笑ってる方もいらっしゃるとは思いますがこれが数える程度の選択ミスなら笑ってられます。
毎回何かが起きる度前者のペシミストのように考えていたらどんだけメンタル強い人でもくじけると思うんです。
そうするととても苦しいんです。
なので余計にもがきます。
そうしてどんどん抜け出せない渦に飲まれていくんです。
ワタシも操縦不能になったときは全くもってこれでした。
今考えると原因は単純に仕事のしすぎによる疲れが溜まってしまってそのケアが徐々に追い付かなくなってきて肉体、精神と徐々にそれがれていきました。
仕事ざかりの30~40代にありがちだと思います。
考え方【説明スタイル】の習慣でメンタルを維持しつつ体や心のケアをしていくことがこのストレス社会で生き残っていく為に凄く大事なことだと思うのです。
オプティミストとペシミスト
今回は何か失敗したときとかトラブルがあった時の事から書きましたが逆に上手くいった時、成功したときも両者の【説明スタイル】は真逆です。
もう解説は不要だと思いますが
オプティミストは?
ワタシは『いつも』上手くいってる
しかも『この事に限らず』他のことでもそうである
なぜならワタシという資質や素材が成功の鍵だからである
逆にペシミストは?
今回は『たまたま』上手くいったに違いない
だいたい『この事に限っては』良かったが他のことではわからない
なぜなら上手くいったのは周りが少し出遅れたからである
とここまで違うんです。
例えが大袈裟でスイマセン。
これを知っているだけでかなり気持ちが楽になれるし
すぐにまた次のチャレンジができるんです。
失敗する事自体も怖く無くなっていきます。
ちなみにこれアメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマンという方が提唱してる『ポジティブ心理学』というもののなかにある【説明スタイル】というものになります。
面白そうだなと思った方は是非読んでみてください。
ワタシはこれで一気に自分の為のガイドラインでできて立て直すためのチャレンジを積み重ねていくことができました。
これは決してペシミスト(悲観主義)を否定するものではありません。
ワタシも元々はかなりのペシミストですし今でもそれに誇りを持ってる部分はあります。
悲しいのは自分の進みたい方向でない方向に自分が追いやってしまうことですよね。
悲観的に考える事に自分が傷付き振り回されてどうしようもなくなり正しく選択できなくなってしまうなど…
そんな場面によく出くわします。
是非ご自身の意志通りに進むために身に付けていただくのはいかがでしょうか?
ちょっとした事ですけどね
社会に出るとちゃんとこういう事を教えてくれる人もいませんからね
(少なくてもワタシの周りにはいませんでした…)
明日も楽しい1日になりますように。
MUSASHI
MUSASHIの写メ日記
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