名前 ミカコ
年齢 45歳
職業 主婦
一言 最近パートを始めました
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「 ミカコさん、今日はありがとうございました。すごく楽しかったです 」
「 私も本当楽しかった。Kくんありがとうね 」
人けのない駅のロータリー奥にクルマを停めて話していると、いつもより二人の距離が縮まるのを感じた
「 Kくん、そろそろ帰らないとだね。本当にありがとうね 」
Kくんの肩に手を添えた
すると、少しハニカミながら
「 まだ大丈夫ですよ . . あっ、でも明日は朝からゼミがあるから、そろそろ帰らないとダメかぁ 」
車内という空間がそうさせたのか、Kくんの肩に手を置いたとき、まんざらでもない様子だったからなのか . .
「 ねえ、お礼のキスしていい? 」
Kくんは一瞬、『 えっ⁉︎ 』 という表情を見せたが何も言わない
ただ、ミカコが少し助手席に身体を乗り出すと . .
Kくんはシートベルトのバックルに手をかけ、ゆっくりと外した
唇をそっと重ねる
Kくんの柔らかな唇の感触が伝わってきた
「 このまま . . 」
ミカコは、そう喉まで出かかった言葉を飲み込み、Kくんを送り出した
背徳感と幸福感
その両方を感じながら、ハンドルを握るミカコだった
つづく
秋乃 ミカクの写メ日記
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ミカコと家庭教師 (2)秋乃 ミカク