気が付くと
左手を掴んでいた彼の右手は
いつの間にかワンピースの裾をたくし上げ
内腿を弄っていた
すでに感度が上がっているせいか
指先でスーッと内腿を触られるだけで
ぞわぞわした感覚が下腹部まで響いてくる
「 あぁ 」
吐息が漏れると
彼の唇が再び口を塞いでくる
呼吸を妨げるように
いやらしく絡んでくる舌
それと連動するように
今度は下腹部を刺激してくる指先
（ 早く触って ）
自然と腰が動き
彼の指を恥部へと誘う
しかし . .
その急かす気持ちを知ってか知らずか
これでもかというくらい焦らしてくる彼
「 ねぇ、もう濡れてるの？ 」
また、あのイジワルな笑みを浮かべながら囁いてきた
つづく
秋乃 ミカクの写メ日記
-
部屋の入口で . . （4）秋乃 ミカク
