「 ねぇ、ここで始めていい? 」
彼は耳元でそう囁くと、返事を待たずに唇を重ねてきた
優しいキス . .
彼の柔らかな唇の感触が伝わってくる
互いの唇を啄むように何度も唇を重ねると、脳内からオキシトシンが分泌さるのか
思わず吐息が . .
自然と気持ちが和らぎ、満たされていくのを感じる
一人では抑えきれない欲求を満たすために利用し始めたが、こんな時間、感覚が好きだなと感じる自分がいる
彼はそんな心情を察してか、甘く優しい時間をいつも大切にしてくれるし、何より安心感を与えてくれるところがイイ
でも . .
ここから始まる淫らな時間
まるで絶叫マシンにでも乗ったかのようにイキ狂う時間も最高にイイ
そんなことを想像しながら、彼の甘くて優しいキスを楽しんでいる
つづく
秋乃 ミカクの写メ日記
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部屋の入口で . . (2)秋乃 ミカク