支配したいときによく使われる方法として、分割統治があります。
ある者が統治を行うために、被支配者を分割(仲間割れなど)させることで統治を容易にする手法であり、分断統治や分断工作とも呼ばれるようです。
被支配者同士を争わせ、統治者に矛先が向かうのを避けることができるので、政府が国民をコントロールする際なども行われている常套手段です。
個人単位の人間関係でも、こういうことって実はよくあったりします。
例えばAさんがBさんの邪魔をしたいとしましょう。
Aさんは直接Bさんには関わらず、Bさんと仲の良いCさんを利用してBさんとCさんの関係を破壊することを試みます。
BさんはAさんの存在を知らないので、良い関係を築いてきたはずのCさんと喧嘩するなどし分断される。結果的にAさんの目的であるBさんを邪魔することには成功していると言えるでしょう。
結婚した夫婦を離婚をさせる家族破壊工作もこのシンプルな手段を応用したものが多く、誰しも生きていく上でかなりの回数似たシチュエーションに遭遇していると思われます。
思い通りにならないからと他人をコントロールしようとするAさんの思惑に呑まれることなく、常に広く強固な人間関係を築き状況を冷静に見て戦わずして勝つ。相手にしない。
むしろ小物に振り回されそうになっている自分を顧みて、成長していくのがBさんの取るべき道なのでしょう。
当然、Aさんの行動によりBさんあるいはCさんが損害を被った場合に関しては、然るべき対応を惜しまないのもまた必要なことです。
今日もお部屋涼しくして楽しく過ごしましょう^ ^
CROSS ROAD 火野誠
火野 誠の写メ日記
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分割統治火野 誠