人は歳を取るにつれて社会的適応や社会的画面を被って生きて行くようになります。
「社会的対応」とは社会の中で生きて行くために自分の本心を抑えて場に合わせるようになります。
興味がないのにあるふりをするなど、対人関係を円滑にする行動としてみんな当たり前のようにしています。
お題にあるペルソナも同じような意味で「社会的仮面」とも言われています。
社会で生きて行く為に感情や本音をそのまま出さずに「演じる」ようになる事です。
それと「認知的不協和」と言うものもあります。
自分の本音と行動が一致しないときに感じるモヤモヤ。このズレを感じつつも、「大人だから」「仕方ない」と自分を納得させます。
こうして沢山の方は「心に嘘を重ねた大人」になっていきます。
僕も昔はそうでした。
人間関係を円滑にして生き残る為のすべ。生存本能がそうさせるのだと思います。
しかし、これは己へのストレスを増やし、また円滑にしたかった他人との関係もギクシャクします。
そして、本当の自分の素直な気持ちを言葉にできなくなってしまいます。
素直さがなくなってしまい自分の欲求や不満が認識できない。これを「自己感覚の鈍化」と言うようです。
これをどうにかするのはとてもとても大変です。
でも、もしCATでセラピストと過ごす中で、少しずつ自分の欲求を素直に伝えて満たしてもらえたら嬉しいです。
そんなセラピストを今後もCATは増やしていけたらと思います。
西島勝利の写メ日記
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【ペルソナ】西島勝利