お客様が来る30分前。
形から入る僕はいつも完璧に準備を整える。
服も整ってる。髪も整ってる。部屋も整ってる。
この状態を業界用語で「整いの極み」という(言わない)
そして最後に鏡の前で自分に言い聞かせる。
「よし。いける。今日もイケメン(※当社比)だ」
だが、その瞬間。
決まって思い出すんですよね。
“鼻毛チェックしてない”って。
なぜなのか。
これまでの人生で鼻毛が暴れてた確率なんて数%なのに、
このときだけは脳が「今回は出てくる気がする」と言ってくる。
もはやこれは“鼻毛ノイローゼ”。
略して「鼻ロゼ」。
(言いたいだけ)
慌てて鏡に近づいてチェックするけど、たいてい出てない。
じゃあ安心して、と思ったら、今度は「耳毛は!?」って。
お前の不安、どこまで守備範囲広いんだよ。
こうして女風セラピストの戦いは、
見えない毛との心理戦から始まるのでした。
西島勝利の写メ日記
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【セラピストあるある〜合流直前になって気になる"あれ"】西島勝利