正直その頃は求人問い合わせは沢山くるが、正直ピンとくる子がいなくて悶々としていた。
そんな時、お店のライン公式から応募がきた。
文章から伝わる自信…
この感じ…あの大人気セラピスト、大橋雄也を彷彿させる…
そして、続いて送られてきた写真。
この子は自分の盛れる角度や撮り方を熟知している。
見てすぐにわかった。ナルシストだ。
セラピストに必要な要素の一つにナルシストと言うのは必要不可欠な要素である。
そもそも、ナルシストとは悪い印象が世間では思われがちである。
しかし、僕の自論ではあるが、ナルシストとはとても良い事である。
世間で良くないと認知されているナルシストはナルシストではなくただの勘違い野郎である。
根拠のない自信と横柄な態度と気持ち悪い自分に酔った感じ…自分の主観でしか立ち振る舞えないのだ。
ナルシストは違う。
自分の短所と長所を熟知した上で、客観的視点から自分をどう見せたら魅力的に映るかを理解している。
自分の売り方を既に知っているのだ。
バカではナルシストにはなれない。
そう。
この猫は書類審査の段階でセラピスト適正120%なのをビンビン感じた。ビンビンね。
実際オンラインでの面接。
物腰柔らかく質問に的確に答える。
落ち着いた雰囲気だが滲み出る自信。
高いコミュニケーション能力。
CATではオンライン面接ののち、対面での二次面接制度をしている。
ふるいにかける為である。
しかし、この猫にはオンラインで採用を言い渡した。
この逸材は手放してはならないと私の本能がそう言っていた。
オンラインで業務委託契約の日取りを決める。
実際に対面すると、風俗と言うアングラな業界の面接だと言うのに低姿勢だがびびる様子も無く肝の据った対応。
なかなかに修羅場を潜っている事が分かる。
契約を終えて後日初期講習。
性感講習では彼は既に私の知っている知識は全て網羅しているようだった。
もちろん知ったかぶりや、「あーそれですね」なんて偉そうな態度は一切しないが、知っているんだなと言うことが反応で分かる。
心もアソコも"大人"である。
いざデビューすると苦戦しモチベーションが下がっている事はなんとなく伝わってきていた。
辞めてしまうかな…と思ったが変に引き止めたり下手にでるのは僕のスタンスでは無い。
しかし、彼は残った。自力で乗り越えたのだ。
それからは絶好調。
僕の思った通り彼は逸材だった。
口コミもお客様がどれだけ満足したかが非常に伝わってくる。
リピート率も現在100%。
類を見ない才能とセンス。
この猫の名は
『月野 結弦(つきの ゆづる)』
彼はきっと順調に行けばこの業界を代表するセラピストになる事間違いないだろう。
今後の彼の躍進は非常に楽しみで仕方ない。
会える方は一度でもいいので会ってみて頂きたい。
以上、CATのボス猫 西島でした!
西島勝利の写メ日記
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【CATの猫紹介日記.2】西島勝利