【自己紹介|自分、女風店長はじめました。④】- ガコ(青天の霹靂)- 性感マッサージ

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ガコの写メ日記

  • 自己紹介|自分、女風店長はじめました。④
    ガコ
    自己紹介|自分、女風店長はじめました。④

    3、九時まで待って
    田辺聖子著の小説(1988年)
    …あらすじ…
    蜜子は31歳。作家浅野稀と共棲みして5年。つつましいアパートから始まった暮らしは、稀が売れっ子になるにつれて豊かになっていく。甘え上手で子どものように寄りかかってくる男との生活。だが最近、彼は独身を装い、蜜子の存在を世間に隠すようになった…(Googleブックスより)


    通っていた大学が某有名小説家の母校であったためか(女子大)
    女流作家コーナーが図書館にあり読み漁っていて出会った作品。


    20歳前後の女子が読むにはなかなかアダルティックな本著ですが、今後のわたしの貞操観念に大きな影響を与えております…。


    田辺聖子氏の魅力のひとつは色とりどりに言語化された【愛の受け手の感情表現】だと考えていて、
    文中に「(セッ◎スで)愛の弾丸を全身にうける」のような表現があり、
    絶賛超恋愛中であったわたしの心情を文字で起こされているようで感動した思い出があります。


    また、当時他大学の教員と付き合っていたわたしは、当然周囲に口外しておらず「存在を隠される蜜子の気持ち」が痛いほどわかると感じていました。


    また稀は浮気性で、蜜子とは似つかない派手な美人をはべらせ売れっ子小説家らしく遊びふけります。
    せめて隠してほしいものです。
    わたしも浮気されたらどうしよう…と物語の蜜子に自分を置き換えて悲しんだりしておりました。


    当時からすると、ずっと大人の蜜子に自分を重ねていたのはすごく恥ずかしいですけどね。


    で、いわゆる「話きこか」って男が寄ってくるわけです…。


    うう…
    身に覚えが…っ


    こんな感じで、自身の経験と重ねて身震いさせられる作品ってマジですごいな?!?!って感じられる一冊です。大好きで、文庫本も電子書籍も
    持ってます。(なんで?)


    (続く!)




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