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和也です。
昨日は実家で夕飯を食べました。
「何か食べたいものある?」と聞かれたので、豚汁をリクエスト。
豚汁を一口飲んで…。
「うん、美味しい」
味だけを評価したら、塩味はやや強め。
豚汁に限らずどんな料理も、だいたい味は濃いめ。
調味料は毎回、目分量で投入。
食材も家の近くのスーパーで買ってきた豚肉と野菜。
でも、やっぱり美味しい。
味覚をきっかけに、脳の神経や細胞全体が「はい、これね」「この味ね」と勝手に反応する。
身体に染み込み、心が解れる、緩む、落ち着く。
ゆっくりと穏やかな幸福感が、心と身体を満たしてくれる。
セロトニンとオキシトシンが分泌されているのを感じながら、過去の自分を振り返ってみる。
ここまでの充足感を、僕は今まで誰かに渡せたことはあったかな?
ここまで誰かの心を満たせた経験はあったかな?
明確な答えが見つからないまま、少し肩を落として帰路につく。
セラピストとして、社会人として、人として。
この難しい問題に、取り組んでいこう。
実家で豚汁を食べただけなのに、果てしなく大きな宿題を抱え込んだ。
そんな1日でした。