病的な嘘つきは
それを自分で話しているうちに
本当だと錯覚して自覚してしまいます
その人の中で物語が完成され
成熟されます
そして当たり前のように【本当】と
なるのです
僕は幼少期嘘つきでした
僕は青年期それを技術として使用してました
僕は大人になって、それを卒業しました
嘘を長々と話し、それが少しずつ本当になる感覚は今も
口の中に残っています
その嫌な感じが口の中から離れません
大人になり、僕の心の中にあるいくつかの物語たちが
本当は、【嘘の先の本当】なのかと
時々不安になります
大人になり、病的な嘘つきの
仲間ができました
僕は懐かしさと、同族嫌悪とで訳がわからなくなりました
そいつは僕の元を離れていきました
いいえ、僕が捨てました
取捨選択という言葉があります
この言葉は何かを捨てる時にばかり登場するから、嫌いな言葉です
重々しい内容になったから
好きな言葉をおいておきます
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
大和 尊の写メ日記
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嘘つき大和 尊