なに話したかより、
どんな時間が流れてたかのほうを、覚えてる。
言葉って、あとから思い出そうとしても
意外と曖昧だったりするのに、
あの時の空気とか、楽しかった雰囲気とか、
そっちはちゃんと身体に残ってたりする。
無言の時間が気まずくない人って、
ほんとうに少ないんだよ。
笑わせようとしなくても笑えるとか、
相手のことを考えすぎなくても平気とか、
そういう時間って、言葉よりずっと深く繋がれる気がするんだよね。
沈黙が気まずくない相手って、
たぶん、信頼してる証拠なんだと思う。
あの時間のこと、今でもちゃんと覚えてる。
何を話したかは、もう曖昧なのに。
またね。
世良 葵の写メ日記
-
覚えてる。世良 葵