皆川 律の写メ日記

こんばんは。キャスはこのあと23:00から。

太古の昔、私たちの祖先は動物の毛皮をまとうことで寒さをしのいだり身を守ったりしていました。しかし、いつでも都合よく動物を狩れるわけではないので、入手は安定しません。食糧も然り、狩猟採集社会の常ですね。

あるとき、彼らは植物を割き、その繊維を編んで布を作ることに成功します。織物の誕生です。さらには木などを組み合わせることで、効率よく織られるようになっていきました。こうして衣食住の「衣」は安定化されたわけです。

織物やそれを織る器具を日本語では「はた」と読みますが、漢字が中国から伝わったとき、「機（キ・装置の意）」にその読みを採用したのはなかなか興味深いところです。もっとも馴染みのある装置が織機だったということでしょうか。

僕がこの言葉に出会ったのは、歴史の授業に出てきた「機織部（はたおりべ）」が最初です。かつて朝廷に仕えた、織機の技術をもった人びと。やはり、織物の安定供給というのはすごく重要なんですね。服がないと何も始まりませんから。

さて、七夕（たなばた）の読みは、この「はた」から来ています。いわゆる織姫と彦星の伝説が海を越えてくるよりも前に、日本には「棚機」という風習がありました。乙女が着物を織って神を迎え、来たる秋の豊穣を祈るというものです。

中国の七夕伝説では、彦星が織姫の羽衣を盗んだことで二人は結ばれるわけですが、日本の棚機伝承でも着物を捧げた乙女は神に娶ってもらえるそうなので、織物を介して男女が結ばれるという共通点があります。話が混ざるのも納得ですね。

ちなみに、仏教では人と向き合うことを「対機」と言います。たて糸とよこ糸、そして人の技が正しくそろえば、織機は布を織る役目をしっかりと果たす。つまり、人に教えを説くときは適切な方法と頃合いがあるということです。

相手に応じて、接し方やそれにふさわしい時機をうかがう。これはこの仕事に限らず、僕が人とかかわる際に心がけている考え方です。まずは自分を知ってもらい、次に相手の心に触れ、時間をかけて交流を深めていく。

僕はX、日記、キャスを通して自己の発信には努めているつもりですが、そこから掴んでいただける人となりはほんのひと握りというか、どれだけ発しても限界はあると考えています。百聞は一見にしかずというやつです。

しかし、なんとですね、僕への解像度が、お会いせずとも多少なり上がりそうなキャンペーンを現在実施中でして、詳細は前の前の日記を参照していただくとして、かいつまんで説明いたしますと【無料で10分間の通話】ができます。

そう、今月中は「機」ですよ皆さん。またとないタイミングです。ここまで長ったらしくそれっぽいお話しをしたのも、すべてはこのプロモーションのためと考えていただいて差し支えありません。ということでぜひご検討ください。

願いごとは今夜のキャスで考えます。では。

FIRST CLASS 皆川 律

☆7月限定ご新規様キャンペーン実施中☆
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