この日記は、過去を振り返りながら、
僕自身が当時の気持ちを思い出しつつ、
事実を書いています。
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「30歳まで役者を続ける、売れなかったらそこで諦める」
父と約束したリミットまで、あと2年。
バイトとオーディションを繰り返す日々を送っていたある日、
最大のチャンスがやってきた。
新鋭監督による海外出展の映画のオーディションに、
準主役で合格したのだ。
28歳ながら高校生役(笑)。
こんなところで童顔が生きるとは思わなかった。
タイトルは『君は僕の他人(仮)』
内容は、3人の高校生が織りなす複雑な人間ドラマ。
主役は、少し影のある美少女。
その子の友達はジェンダーレスな雰囲気を持つ。
そして僕。
恋愛関係でも、特に仲がいいわけでもない。
でも、それぞれが抱えている心の問題が、
さまざまなシーンで表現されていた。
この映画の特徴は、セリフが少ないこと。
そして、映像がモノクロであること。
映像の世界観と役者の存在感で勝負する作品だった。
監督に聞くと、
「ヨーロッパの映画祭に出展するために、この手法をとった」
と言っていた。(どこの映画祭だったかは忘れてしまったが)
撮影は夏に始まり、冬がやってきた。
モノクロ映像とはいえ、映像美で勝負する作品。
夏に撮った続きを冬に撮影するわけにはいかない。
冬は別のシーンを撮影し、
春・夏のシーンは翌年に持ち越された。
1年も経過すると、それぞれの状況が微妙に変わってくる。
プロダクションに所属していた主役の女優は、
別の仕事が入り、スケジュール調整が難航した。
それでも、クライマックスを撮り終えたのは、夏の終わり頃。
これから編集作業に入り、試写会、
そして映画祭への出展へと進んでいくはずだった。
寒さが日に日に増し始めた12月の初旬。
監督から連絡があり、
出演者全員が渋谷の喫茶店に呼ばれた。
「ごめん。映画の上映と映画祭への出展ができなくなった」
僕は唖然とした。
理由は、スポンサー会社の業績が悪化し、
映画の放映を一旦ストップしてほしいと言われたことだった。
僕はこの映画に賭けていた。
うまくいけば、映画祭で受賞し、メディアにも取り上げられ、
逆輸入的に役者の世界に入れるかもしれないと思っていた。
しかし、その目論見は、シャボン玉のように消えていった……。
もう僕には、残された時間がなかった。
そろそろ決断しなければいけない。
このまま続けるか? それとも諦めるか?
(つづく)
雪村 凪( ゆきむら なぎ )
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雪村凪物語〈第9話〉ラストチャンス雪村 凪