この日記は、過去を振り返りながら、僕自身が当時の気持ちを思い出しつつ、事実を書いています。
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役者の道を歩み始めて、まもなく5年が経とうとしていた。
「30歳まで、あと3年ちょっとか……」
焦りがあった。
このまま何も結果を出せなければ、
役者を続ける意味があるのか——
そんな思いが頭をよぎる。
新たにプロダクションを探しても、
デビューまでに時間がかかる。
けれど、劇団やプロダクションで知り合った
プロデューサーやディレクターがいるおかげで、
オーディションの情報は定期的に入ってきていた。
「フリーで活動しながら作品に出て、
そこでプロダクションを決めればいいんじゃないか」
そう考え、フリーとしての活動を始めた。
【ワークショップに挑む】
活動を始めて3ヶ月ほど経った頃、
あるワークショップのオーディションに合格した。
このワークショップには、かつて
裕木奈江さん、西島秀俊さん、松山ケンイチさんも
参加していたという。
合格枠はわずか20名。その中に選ばれたのだ。
講師は、フジテレビやTBSのドラマを手がけるプロデューサー。
ワークショップでは、即興劇や映像演技、カメラワークを学ぶ。
しかも——
「ここで気に入られれば、ドラマに抜擢される可能性もある」
そういう環境だった。
とはいえ、甘い世界ではない。
このワークショップは1年間のプログラムだが、
半年で半分に絞られるサバイバル形式。
僕は必死に食らいつき、なんとか最後の10人に残った。
そして、卒業発表の機会を手にしたのだった。
【最後のオーディション】
卒業発表では、これまで指導してくれた講師やプロデューサーの前で演技を披露する。
「ここで結果を出せば、次につながる……!」
僕は2作品に出演した。
総評はまずまず。
それでも、2人のプロデューサーから作品への出演オファーをもらうことができた。
「近々こんな企画があるんだけど、どう?」
「今度のドラマでちょっとした役が空いててね」
オファーが来た。
このワークショップに参加して良かったと、
心の底から思った。
【もしかしたら・・・】
ワークショップ卒業後、いくつかの仕事が舞い込んだ。
Vシネマ、ドラマの脇役、CMのワンカット出演、
再現VTR、カラオケの背景動画etc.
どれも大きな仕事ではなかったが、
オーディションを受けてもなかなか受からない役者の世界で、
仕事をもらえるだけでもありがたかった。
それでも、まだまだ先は遠い。
オーディションには積極的に挑戦した。
最終選考までは残るものの、
あと一歩届かないことが多かった。
もしかしたら、戦隊モノの◯◯レンジャーになっていたかもしれないのに——
【ラストチャンス】
バイトとオーディションを繰り返す日々を送りながら、
僕は次のチャンスを待ち続けていた。
そしてある日。
ついに——
最大のチャンスがやってきた。
(つづく)
雪村 凪( ゆきむら なぎ )
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雪村 凪の写メ日記
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雪村凪物語〈第8話〉チャンス到来雪村 凪