前回は、高校時代のチヤホヤされと思いきや・・・な日々について書いた。
大学受験は不完全燃焼ながらも推薦で合格。
無事、東京行きのチケットは手にした。
今日は、その続きを書こうと思う。
念願の上京。親元離れて一人暮らし。
誰からも制限されることはない。
寂しさや不安より、ワクワクの方が上回っていた。
「起きたら『笑っていいとも!』が始まっている」
——そんな東京生活を送っている先輩の話を聞き、
僕はずっと憧れていた。
そして、それがついに現実になったのだ。
ずっと寝ていようが、ゲームをしていようが、
誰にも怒られない。まさに天国。
そんなふうに、上京してから入学式までの時間を過ごした。
入学にあたって気がかりだったのは方言のことだった。
田舎者だとバレるのが恥ずかしい。
そこで、入学までの二週間、
テレビを見ながら標準語の練習を必死に続けた。
迎えた入学式。
式が終わり、ホールを出ると、
サークルの勧誘で学生たちがあふれていた。
大学生になったら、
コンブレ(紺のブレザー)にラルフローレンのポロシャツ、
リーバイスのジーンズにローファーを合わせ、
テニスサークルに入る
——それが僕の思い描く「都会の大学生」だった。
だから、すべて実践した。
ゲームセンターでバイトを始めた。
僕は店を閉める権限を持っていたので、
店長が帰ったあと、お店を閉めるとバイト仲間と
朝までゲームをして遊んだ。
フリーモードに変更して、タダでゲームをしまくった。
当時流行っていたのは
『ストリートファイターII』と『ぷよぷよ』。
ストIIは弱かったが、『ぷよぷよ』は
ゲームセンターのイベントで準優勝するくらいの実力だった。
今ではだいぶ鈍ったが、そこそこの腕前は保っている。
どこにでもいそうな、
ちょっとだけゲームが上手い大学生。
そんな生活を続けていた僕は、
やる気のない怠惰な大学生になっていた。
「もう逃げない!」
大学受験のときに誓ったはずの言葉は、
田舎に置いてきてしまっていたのだ。
思い返せば、高校生の頃の僕は輝いていた。
あのときに戻りたい。
そう思った僕は、もう一度、
真剣に物事に取り組もうと決めた。
ちょうど就職活動が始まる時期だった。
ここに全力を注ごう。
時は就職氷河期。
テレビが好きだった僕は、
テレビ局や広告代理店を志望していた。
マスコミ専門の塾にも通い、就職対策に励んだ。
NHK、キー局、電通、博報堂、ADK……。
受けるものの、ことごとく落ちた。
就活で出会った人たちは、
大学生活の中で海外に行ったり、
ボランティア活動をしたり、
ビジネスサークルに所属したりと、
みんな優秀だった。
そんな中、遊び倒した僕が
大手広告代理店に受かるはずがない。
そこで、地方局や中小の広告代理店に切り替えた。
ここならノリとトーク力で戦えるのではないかと思った。
結果、なんとか2社の内定をもらうことができた。
結果には満足していない。
でも、やり切った感はあった。
「もう逃げない」
その誓いを、ようやく取り戻した気がした。
4年生になり、無事大学を卒業。
晴れて社会人になるはずだったが、
内定をもらった2社の入社は辞退した。
僕は、サラリーマンになることを拒否したのだった。
(つづく)
雪村 凪( ゆきむら なぎ )
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