美しい導線。
それは気づけばそこに流れ着いてしまう流れ。
努力も、根性も、意志すらいらない。
無意識に歩いて、気づいたら目的地に着いていた──
そんな道筋のことだ。
人は習慣を変えるのが苦手だと言う。
それはたぶん、習慣を意識しすぎているからだ。
もし、意識しなくても“やってしまう流れ”が作れたら。
朝、歯磨きをするように。
気づけばスマホを開くように。
ふと誰かに会いたくなるように。
「美しき導線」は、
生活のあらゆるところに、実は潜んでいる。
誰かが無理なくあなたに会いに来てしまうような流れ。
それは、強引な営業や仕掛けではなく、
そこに在るだけで自然に心を惹かれる
“空気”のようなものだ。
「無意識に誘われる」
それこそ、最強の導線。
僕自身、日記を書くことが、
“導線”の一部になりつつある。
あなたの心に導線を引けるのは、
もうちょっと先かな。
秋山 純士の写メ日記
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『美しき導線』秋山 純士