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秋山 純士の写メ日記

秋山 純士

秋山 純士  (40)

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  • 『きらきらとギラギラ』
    秋山 純士
    『きらきらとギラギラ』

    子どもの頃、
    きらきらして見えたものがある。

    プールの水面に反射する陽光。
    冷えたラムネの瓶。
    放課後、教室に差し込む西日。

    それはただ「そこにある」だけで、
    そのきらきらが目と心にすっと飛び込んできた。
    それがなぜきれいかなんて考えもせず、
    無邪気にあるがままに受け取っていた。


    大人になった今。
    同じような光景も、少し違って見える。
    それは都会に移り住んだからか、
    それとも自分が大人になったからなのか。
    光り輝く夜景にも、人の心にも、
    欲や競争の色が入り混じる。

    “誰かより上へ” “もっと手に入れたい”
    “究極のきらびやかさを”
    そんな気持ちが、ときに光を重くする。


    でも、どちらが良い・悪いではない。
    きらきらも、ギラギラも、
    どちらも人の中にあるものだ。
    ギラつきは一種の色気にもなりうる。
    ギラつきたいときもあるし、
    ギラつきを求めている人もいる。
    だが、ギラつきすぎて火照った心と体を癒すのは、
    おそらく控えめなきらきらなんだと思う。


    太陽がギラつく日曜日。
    だからこそ、今日は己のギラつきを脱ぎ捨て、
    子どもの頃のように
    光の粒だけを、ただ受け止めてみようか。