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秋山 純士の写メ日記

秋山 純士

秋山 純士  (40)

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  • 『営業の半歩先』
    秋山 純士
    『営業の半歩先』

    「営業」という言葉を聞くと、
    僕はいつも一歩、身構えてしまう。

    どこかに「売る・買う」の構造が透けて見えて、
    人間同士の関わりが「利害」へと
    矮小化される気がする。
    接客業の連絡、DM、SNSの発信。
    それが「営業」と呼ばれるたび、
    自分の行為もそう見られているような、
    少しの居心地の悪さを覚える。

    けれど。
    誰かに知ってもらうために、何かしら動くこと。
    これだって営業活動と言えるのかもしれない。
    そもそも、動かなければ、存在は知られず、
    誰かと繋がるきっかけすら生まれない。


    「どこまでが営業で、
    どこからが“営業じゃない”のか?」


    その境界線は、受け手の感じ方次第なのだろう。
    同じ言葉も、ある人には「売り込み」に見え、
    別の人には「手紙」のように届く。


    僕が思うことは──
    営業を“超えた”もの。
    それは、そこに「真実性」があるかどうか。
    そして、発信する人の
    「素直な感受性」が宿っているかどうか。

    数字や効率のためだけではなく、
    ただ「届けたい」と思ったものを、
    怖さを抱えながらも差し出す行為。
    それはきっと、もう「営業」ではない。
    少なくとも僕は、そういう発信を続けていきたい。


    営業と呼ばれることに、
    少しの戸惑いを覚えつつも、
    誰かと繋がるために言葉を紡ぐ。
    そこに少しでも、僕自身の「生」が滲んでいるなら。
    それはもう、
    “利害”を超えた何かになると信じている。