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秋山 純士の写メ日記

秋山 純士

秋山 純士  (40)

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  • 『女風の終着駅』 ──秋山純士、この1年と、走り出すその先へ──
    秋山 純士
    『女風の終着駅』 ──秋山純士、この1年と、走り出すその先へ──

    “ジョフウ”って、何?


    それは、行き先も定めずに走り出した一両の電車。
    誰にも告げず、何も決めず、
    ただ、黙って走り出した──秋山純士という列車。


    静かで、孤独な走り出しだった。
    でも少しずつ、
    誰かが“駅”に立っていてくれるようになった。
    待っていてくれた人。
    手を振ってくれた人。
    それが僕という列車を走らせる原動力となった。
    予想していなかった嬉しさがこみあげ、
    気がつけば今日まで、1年間走り続けてきた。


    出会いとは、きっと“停車駅”。
    あなたと僕は、
    違う路線を走っているのかもしれない。
    行き先も、景色も、スピードもおそらく違う。

    それでも、
    どこかの駅で、“停車”するタイミングが重なった。
    その瞬間、僕とあなたの路線が交差した。


    急行列車のように、目的地を急ぐ生き方もある。
    だが、急行列車は、通過してしまう“駅”がある。

    ひとつでも多くの“出会い”を見逃したくない。
    できる限り多くの“駅”に停まっていたい。
    時間がかかるのは覚悟の上。
    僕という列車は、気づけば各駅停車になっていた。


    女風という電車に乗って、1年。
    正直に言うと、
    「終着駅」がどこにあるのか、今もわからない。
    だけど、もしかしたら──

    あなたに会えたあの瞬間が、
    その時の僕にとっての“終着駅”だったのかもしれない。
    違う目的地に行くための
    通過点であってほしくなかった。
    終着駅から再び列車を走らせても、
    次にまた“停車駅”が重なるとは限らない。
    儚くも、一期一会の出逢い。


    本当の『女風の終着駅』とは、
    女風という存在を──
    あなたも、僕も、
    “もう必要としない”と感じられる日かもしれない。
    それは決して寂しいことじゃない。
    ヒトとして変化した証だ。


    この1年間のすべての“停車駅”に、感謝したい。
    そして、これから停まるであろう新たな“駅”の景色を、
    一緒に楽しみたい。


    2年目の電車が、今また静かに走り出す。
    またどこかの“駅”で、あなたに会えたなら。


    秋山純士