鏡は自分の姿を映し出す
誰もがそれを疑わない
でもそれはあくまで
外見上の話
鏡をいくら覗き込んでも
自分の内面性に気づくことはない
自己分析ということばがあるが
果たして人は
自分という人間を
どれだけ理解できているのか
私はこういうタイプだと思う
でもそれは自分でそう思いこんでいるだけで
実際は自分のイメージとは真逆に位置している
なんてことも考えられる
元来人間は
「王様」「戦士」「恋人」「魔術師」
の4種類の人格を持っているとする理論がある
この理論に基づいて考えると
例えば自分が王様タイプだと思っていたが
実際は魔術師だったなんてこともある
人は自分に足りないものを投影しようとする
それがこのような勘違いを引き起こす
この勘違いがいいか悪いかはさておき
つまりこれは
自分とは違うタイプの人間と一緒になることで
満足感が高まるということでもある
そしておそらくこれは
性的興奮にもあてはまる
パートナーに刺激を感じなくなった
マンネリ化してきた
そんな方は
自分とパートナーが
同じ人格タイプに
属してしまっているからかもしれない
自分にないものを他人に求める
そんな視点を持ちながら
キャスト選びをするのも
いとをかし
秋山 純士の写メ日記
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真逆の鏡秋山 純士