※注意
この日記は、
「必ず昨日の日記に目を通してから」
読むことをオススメします。
さて、
前回の日記の締めくくりに紹介された秘策とは。
当時秋山が持っていた水中メガネ、
「ゴーグル」でした。
その名も「ゴーグルdeわさび」作戦。
小さい頃から水泳を習っていた秋山は
ゴーグル使いに長けていました。
決行当日。
家の中でおもむろにゴーグルを
カバンの中に忍び込ませる。
そしてあの作業の時間。
彼は意を決して、
大きなボウルの前でゴーグルをつけました。
一人の先輩が僕の顔を目にして唖然。
「秋山はいったいどうしたんだ」
そんな周りの目を気にすることなく、
作業に取り掛かる。
するとどうでしょう。
今まで目が痛くて
涙を流していた作業があら不思議。
まったく目にダメージを負わずに
作業を進めることができたのです。
平成史上TOP3の発明だと一人で歓喜しました。
そして苦痛に耐える必要もなくなったため、
作業時間の短縮にもなりました。
しばらくは彼がゴーグル姿で作業をしていると、
先輩方や隣の和食店の料理人たちに
笑われていましたが、
その姿が定番化してくると、
そのうちほほえましい顔で作業を
眺めていただけるようになりました。
涙を流すようなことでも、
工夫次第で自分も周りの人も笑顔にできる。
悲しい出来事は
世界を笑顔で満たすチャンスだ。
人生の悟りを得た秋山青年でした。
おしまい
それにしても、序章の次が終章って、
ふざけてますよね。
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秋山 純士の写メ日記
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もう泣かないと決めた日【終章】秋山 純士