秋山 純士の写メ日記

川の水に流れがあるように
人の行動や嗜好にも流れがある
例えば
話題のスポットがTVで取り上げられれば
人々はこぞってそこへ向かうし
金曜日になれば翌日仕事が休みの人が多いから
外へ飲みに出かける人が増えるし
ジムはだいたい仕事終わりに行く人が多いから
夕方以降の時間帯は必ず混みあう
大多数の人々の流れに乗じると
そこには必ず人の大渋滞が起きる


「あのエリアは人が多いから嫌い」
人が多い場所を嫌う人も少なくない
僕もそんな感性をもつ一人
人混みを避けるためには
少し行動の時間をずらしたり
行動する場所を変えたり
ちょっとした工夫が必要
つまり人々の行動の流れに逆らう考え方をもつ


流れに乗るのは簡単
というか意識しないと
いつのまにか流れに飲み込まれてしまう
満員電車に好き好んで乗る人は
おそらくいないと思うが
多くの人は仕事のために
乗る選択肢をとらざるを得ない
だが満員電車に乗らないためには
どうしたらいいかと考えれば
おそらく乗らないための選択肢が出てくると思う


選択肢がないというのはおそらく嘘
もしくはそうしきゃいけないという
潮流に飲み込まれているだけかもしれない
毎日自分がしていることに違和感や
不快感を覚えたら
それを取り除く選択肢を探してみる
何気ない日常に固執するのではなく
日常という流れを打破してみる
そんな流れに逆らう選択肢を模索することで
見えなかった可能性が見えてくるのかもしれない