地元の友だちに久しぶりに会うと
今それぞれが何をしているかの話になることもあれば
過去に共有した時間の思い出話になることもしばしば
あの頃あんなことがあったな
あの時あんなバカなことしてたよな
武勇伝のようなネタもあれば
失敗談もある
でもなんとなく時間が過ぎれば
ほとんどはいい思い出に変わっていく
そんなときに誰かがふと言った
「あの頃はよかった」
「あの頃に戻りたい」
このことばに共感できない自分がいた
昔話が悪いと言いたいわけではない
だが僕は昔に戻りたいと思ったことがない
20代のときには20代の世界
30代のときには30代の世界
そして40代には40代にしか見えない世界がある
常に視野や世界観は変わっていく
それが歳を重ねるということ
意識しようがしまいが
人は変化していく
それを意識的に革新や成長というベクトルに
つなげたいのであれば
過去の自分と決裂しなければならない
過去の自分は関係ない
それまでの自分を破壊して
新しい自分を創っていく
それまでの自分を否定するということかもしれない
だがそれは創造的な破壊だと思う
秋山 純士の写メ日記
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破壊と創造秋山 純士