仕事を含め日常生活を送るうえで、
「信頼」というのはとても大事なカギになる。
ハイブランドはなぜ売れるか?
それは人々がその品質に絶対的な信頼を置いているから、
という側面が大きい。
だとするとセラピストはなぜ選ばれるか?
を考えたとき、その人物に信頼を置けそうかどうか、
という尺度で見られることも多いはず。
それはそのまま安心感につながる。
信頼を得るためには何かを積み重ねる必要がある。
それはその人と関わる人にとって
プラスになるような側面を
アピールしていくことかもしれない。
あるいはその関わる人に
誠実な態度で接することかもしれない。
これは一定の時間を要することである。
逆に信頼を失うのは一瞬。
最近ネット上で見られる「炎上」という現象は、
本来他人には見せるべきではなかった
ダークサイドを見せてしまったから
起きてしまったというケースも少なくない。
人には誰しも二面性がある。
表向きはどんなに良く見える側面があったとしても、
人には見せられない、見せたくない黒い一面がある。
意識的にか無意識的にか、
そんな相手の一面を見てしまったとき、
人は相手に対して幻滅したり、
相手に対する信頼感を失ったりする。
自分にも同じように二面性があるにもかかわらず。
どんなに良く見せようと思っていても、
その人に何かしらのダークサイドがあるのならば、
どこかのタイミングで
それは露呈するものだと僕は思っている。
自分が思っている以上に、
人は他人のダークサイドに敏感だ。
もうお気づきの方もいらっしゃると思うが
当然僕にもダークサイドは存在する。
あえて発信するときに
自分はこういうダークサイドがありますよ、
なんてことは言わないが、
自分にはダークサイドがあることに気づいて、
どうしたらそのダークサイドを改善できるかに
意識を向けることは一つ大事なことだと思っている。
そして他人のダークサイドを見ても、
その部分だけに足を引っ張られるのではなく、
ブライトサイドにも改めて目を向ける。
包括的な視点でその人を見て、
接するというのが僕のスタンスである。
完璧な人なんてこの世の中にはいないし、
逆にそういうダークサイドがあるからこそ
人間味があって面白い。
他人のダークサイドには寛容に、
でも自分のダークサイドには敏感に生きることが、
謙虚に生きるということであり、
漢として包容力のある人間なんだと思う。
僕もまだまだ発展途上だが、
そういう心構えは忘れずに生きていきたい。
秋山 純士の写メ日記
-
信頼とダークサイド秋山 純士