人には必ず何かしらの癖がある。
そしてその癖は、
無意識的に行っていることも多く、
第三者に指摘されて初めて自分の癖に
気づくというケースも少なくない。
さて、そんな癖だが、
「性癖」になると話は変わってくる。
なぜか性癖は、
同じ「癖」という漢字が入っているのにもかかわらず、
「どういう性癖がある?」とか
「自分はこういう性癖があって」
みたいな会話を耳にすることがある。
つまり癖について「自分で自覚している」
ということが前提で性癖は話が進んでしまう。
本来性癖とは性質上の偏りやくせを指すもので、
性的な事柄に関係なく使われることばだが、
近年では性的嗜好を意味することばとして
用いられることが多い。
「~フェチ」ということばにも表れているように、
性的嗜好を自覚している人は少なくない。
私秋山は「何フェチ?」
と聞かれると、
「いや僕は、体の部位で人を見ませんから」
というなんとも真面目ぶった
つまらない発言をしてしまいがちになるのだが、
ある意味で自分が何フェチであり、
相手が何フェチであるかを知るということは、
特に性の営みをするうえではとても大切なことである。
これは頭で考えて作り上げるものではなく、
また頭でどうにかして是正できるものでもない。
自分の本能的にこういうものが好き、といういわゆる
自分の本能レベルでの嗜好を表すもので、
クセと同じように人によって様々である。
日本では20代までに男性の約7割、
女性の約6割、ゴ〇ラの約9割が
自分の性癖に目覚めるというデータもある中、
もしかしたらまだ自分の性癖やフェチに気づいていない方も
一定数いらっしゃるのではないかと思う。
まだ見ぬ自分の新たな一面を探りに行くのもヨシ、
もうすでに気づいている性癖に
さらに磨きをかけるのもヨシ、
女風にはやはり様々な可能性が秘められていると
言わざるを得ない。
私秋山も今年は自分の性癖やフェチについて改めて自覚し、
FIRST CLASSの抜き打ち試験で
「あなたの性癖は何ですか?」という質問を課されても
しっかりと言語化できるように
精進していこうと考えている。
秋山 純士の写メ日記
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クセとフェチ秋山 純士