大学受験を経験したことのある方には
お馴染みの偏差値。
受験生は自分の偏差値を見て
今どのレベルにいるかを把握し、
偏差値を見ながらどの大学を受験するかを
決める人も少なくない。
選ばれる大学側は偏差値が大きく変動することはないが、
選ぶ受験生側は頑張り次第で偏差値は大きく変動する。
受験生はなるべく自分の偏差値を上げて、
なるべく偏差値の高い大学に入ることを目指すのが一般的。
これをもし女風にあてはめたら。
仮に利用者とセラピスト両方に
「女風偏差値」という数値がつけられたとしたら、
どうだろう。
大学受験では偏差値40の受験生が
偏差値70の大学を受験することはまずない。
結果が目に見えているから。
でも女風では利用者自身の偏差値にかかわらず、
偏差値の高いセラピストを選ぶことができる。
そして利用者もセラピストもお互い人間同士、
選ぶ側も選ばれる側も偏差値は変動する。
受験生は合格か不合格か、
利用者は満足できるかそうでないか。
当たり前だが受験生は合格したいし、
利用者は満足したい。
仮にセラピストの偏差値=利用者の満足度の高さ
とするなら、
そりゃあ誰だって
偏差値の高いセラピストを選ぶに決まってる。
だとしたらセラピスト側は自分の
「女風偏差値」を上げる努力が必要になる。
偏差値70の受験生が
偏差値40の大学を受験しないのと同じように、
偏差値70の利用者は
偏差値40のセラピストを選びたくはない。
ただ、
偏差値が高い大学に入っても
大学を中退する人もいるように、
偏差値の高いセラピストを選択したからといって
100%満足できる保証はどこにもない。
イメージしていた世界との合致・食い違い。
人と人との相性の良し悪し。
数値では測れないものもあるのがこの世界だ。
現実には「女風偏差値」など存在しない。
でも、可視化はできなくとも、
そういったバロメーターをセラピスト側が持っておくのは、
一つ有効な手段ではないかと思う。
選ばれるための見えない偏差値を上げる努力。
選ばれてからの満足度という見えない偏差値を上げる努力。
どちらも必要不可欠である。
セラピストに女風を卒業するタイミングがくるのと同じように、
利用者にもいつか女風を卒業するタイミングがくるだろう。
そこに本気で取り組むのであれば、
セラピスト側はやりきって卒業したいし、
利用者の方にも女風を満足しきって卒業してほしい。
そんなことを考えると、
僕らはこの仕事に真摯に取り組むべきだよね。
自分も、自分に会ってくれる人も、
満面の笑みで女風を卒業できるように。
秋山 純士の写メ日記
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女風偏差値秋山 純士