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秋山 純士の写メ日記

秋山 純士

秋山 純士  (40)

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  • 女風偏差値
    秋山 純士
    女風偏差値

    大学受験を経験したことのある方には
    お馴染みの偏差値。
    受験生は自分の偏差値を見て
    今どのレベルにいるかを把握し、
    偏差値を見ながらどの大学を受験するかを
    決める人も少なくない。
    選ばれる大学側は偏差値が大きく変動することはないが、
    選ぶ受験生側は頑張り次第で偏差値は大きく変動する。
    受験生はなるべく自分の偏差値を上げて、
    なるべく偏差値の高い大学に入ることを目指すのが一般的。


    これをもし女風にあてはめたら。
    仮に利用者とセラピスト両方に
    「女風偏差値」という数値がつけられたとしたら、
    どうだろう。


    大学受験では偏差値40の受験生が
    偏差値70の大学を受験することはまずない。
    結果が目に見えているから。
    でも女風では利用者自身の偏差値にかかわらず、
    偏差値の高いセラピストを選ぶことができる。
    そして利用者もセラピストもお互い人間同士、
    選ぶ側も選ばれる側も偏差値は変動する。
    受験生は合格か不合格か、
    利用者は満足できるかそうでないか。
    当たり前だが受験生は合格したいし、
    利用者は満足したい。


    仮にセラピストの偏差値=利用者の満足度の高さ
    とするなら、
    そりゃあ誰だって
    偏差値の高いセラピストを選ぶに決まってる。
    だとしたらセラピスト側は自分の
    「女風偏差値」を上げる努力が必要になる。
    偏差値70の受験生が
    偏差値40の大学を受験しないのと同じように、
    偏差値70の利用者は
    偏差値40のセラピストを選びたくはない。


    ただ、
    偏差値が高い大学に入っても
    大学を中退する人もいるように、
    偏差値の高いセラピストを選択したからといって
    100%満足できる保証はどこにもない。
    イメージしていた世界との合致・食い違い。
    人と人との相性の良し悪し。
    数値では測れないものもあるのがこの世界だ。


    現実には「女風偏差値」など存在しない。
    でも、可視化はできなくとも、
    そういったバロメーターをセラピスト側が持っておくのは、
    一つ有効な手段ではないかと思う。
    選ばれるための見えない偏差値を上げる努力。
    選ばれてからの満足度という見えない偏差値を上げる努力。
    どちらも必要不可欠である。


    セラピストに女風を卒業するタイミングがくるのと同じように、
    利用者にもいつか女風を卒業するタイミングがくるだろう。
    そこに本気で取り組むのであれば、
    セラピスト側はやりきって卒業したいし、
    利用者の方にも女風を満足しきって卒業してほしい。
    そんなことを考えると、
    僕らはこの仕事に真摯に取り組むべきだよね。
    自分も、自分に会ってくれる人も、
    満面の笑みで女風を卒業できるように。