玄関のドアをあけて外に一歩踏み出した瞬間
そこから先は誰かが見ているかもしれない世界
僕みたいなゴリ〇でない限り
外の世界を裸で歩くわけにはいかない
バナ〇を頬張りながら歩くわけにはいかない
周りの人の目がある
人には社会では見られてはいけない己の一面がある
知り合いだからこそ
見せられない一面
仲が良いからこそ
見せたら恥ずかしい一面がある
異性ならなおさら
日常生活を送るうえでの人との信頼関係と
性における信頼関係は別物なのか
理性を失えば社会では生きていけない
でも理性を失った瞬間こそ
動物的本能が開花する瞬間ともいえる
理性をなくすことへの後ろめたさは誰にでもある
でもときには
人目を憚らず涙を流すように
この人になら何でも曝け出せるという
感覚をもつことができれば
それは非日常的なカタルシスにつながるのかもしれない
秋山 純士の写メ日記
-
理性を消し去る瞬間秋山 純士