外でごはんを食べる。
自宅とは一味違った空間。
店内の内装からはやわらかな木のぬくもりと
和のテイストを感じる。
お客様の楽しそうな会話と
店内に流れるBGMが心地よく調和する。
コース料理を食べようか、
アラカルトにしようか。
アラカルトは自分の好きなものを注文できる。
コース料理は、
その店のシェフがどういう思いで料理を提供しているのか、
まさにその料理の哲学を垣間見ることができる。
何の素材を使い、
どういう仕事をして、
その一皿を完成させたのか。
なぜその器を選んだのか。
見て、味わって、
そのシェフの考え方を無言で読み取っていく。
料理とはことばを介さない会話である。
心に残る一皿。
さりげないサービス。
料理の説明の合間に一言二言交わす雑談。
そのすべてが、
ごはんやさんでの物語を「味わう」ということである。
秋山 純士の写メ日記
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ごはんやさんの味わい方秋山 純士