年末年始
都内から人が減る
人が減っただけで
どことなく街の雰囲気が変わる
一種の静けさとともに覚える孤独感
でも見渡す景色は変わらない
無機質な高い建物が立ち並ぶ都会と
建物など気にならないくらい視界が開ける田舎
住む人が増えるほど建物は増え
景観はどんどん窮屈なものになる
建物が少ないということは
関わる人が減るということ
その分人以外の何かに気づく瞬間がある
そして関わる人が少なくなればなるほど
その関わる人との関係性は深まるのかもしれない
都会は刺激的
しかし田舎に帰ると思い出す感覚
都会では忘れ去られてしまう感覚を
取り戻す何かが
田舎の景観にはあるのかもしれない
秋山 純士の写メ日記
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景観秋山 純士